ごあいさつ
拙ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
根室本線は、北海道の滝川駅と根室駅を結ぶおおよそ440kmにわたる路線です。
私の住む帯広市はこの路線のちょうど真ん中あたりに位置する町です。
その為、撮影する鉄道写真のほとんどがこの沿線の四季折々の風景となり、それがそのままこのブログのタイトルとなりました。
一眼レフを手にして本格的に写真を撮り始めた当初は、鮮やかな夕日や紅葉、可愛い蝶や花のクローズアップなど、いわゆる「きれいな写真」を撮ることばかりを求めていました。
そんなある日、旅先の駅の構内に貼ってあった「青春18きっぷ」のポスターに目が釘付けになりました。
それはローカル線のひなびた木造駅舎の風景でした。
懐かしくて淋しくてあったかい。胸の奥でそんな感覚が沸いていました。
「こんな心に沁み入るような写真を自分も撮ってみたい…」
それが鉄道風景を撮るようになったきっかけでした。
大切な仕事や家族との時間の合間を縫うようにして撮ってきた写真は、単発的でメインとなるようなテーマも希薄なように思います。
それでも撮影中に感じる鉄道の様々な音や情景に、郷愁や旅情を覚え、この趣味は心豊かな時間を与えてくれています。
あの時ポスターを見て感じた、心に沁みるような写真はなかなか撮れるものではありませんが、趣きある鉄道風景を、北海道の空気感と共に表現していければと思っています。
更新は不定期そのものですが、また写真を見に来て頂ければ幸いです。
根室線の四季/さぺるで
すました顔でこちらを見てるアイコンの犬は「ラッキー」といいます。
家族に忠実でたくさんの想い出をくれた、今は亡き我が家の愛犬です。